R31HOUSEがリリースするGRKシリーズの集大成ともいえるGRK3。GRKシリーズに共通するのが「縦に速い」という特性。トラクションの高さがもたらす操作性の良さがGRKシリーズの真骨頂だが、GRK3ではさらに「旋回速度の速さ」という特性も加えられ、ドライバーの意のままにマシンをコントロールすることができる優れたドライバビリティも特徴。基本的なシャシーのシルエットはGRK2とほぼ同じだが、走りの要となる足周りは大きく変更されている。新規設計されたアルミ製のパーツで構成され、自由度の高いセッティングを行えるように調整幅が多くとられている。アッパーデッキレスのスタイルにすることで、シャシーの柔軟性を活かして安定性を確保。そこにトラクション性能の高いアルミ製の足周りを組み合わせることで、従来モデル以上の操作性の高さを獲得。フラッグシップらしいルックスと走りを両立しています。
二駆ドリに適したフロント周り
アッパーAアームやステアリングラックなどのパーツを新規に設計。二駆ドリに適したアッカーマン比を採用しているのもポイントのひとつ。パーツを組み替えることで、キャスター角の変更も可能。
リア周りも新規パーツで抜かりなし
長さ調整を簡単に行うことができる機構を盛り込んだロワアームはセッティング幅も広い。高いトラクション性能によってドリフト時の安定感も抜群。
ボールデフを標準装備
リアバンパーを兼ねるディフューザー。標準でボールデフを採用する。アルミ製ダンパーステーには取り付け穴が多数設定されているので、好みに応じた自由度の高いセッティングが可能。
カーボンシャシーを彩るアルミパーツのアルマイトカラーは全12色をラインナップ。バンパーサポートもアルミ製のものを標準で装備。
アルミ製ブレーキディスク型のハブなど、ビジュアルアップにも徹底してこだわり、見た目、走りの特性ともにハイエンドな仕上がり。
AWDと共通のスライド式モーターマウント。アッパーデッキレスを採用したことで、あらゆる路面に対応する高い操作性を実現。
アッカーマン比、キングピンアングル、トレールなどのセッティングが行えるRWD専用のアルミ製フロントナックル。ロワアームも新規設計のパーツ。
リアアームはGRK3 AWDと共通パーツ。セッティング幅が広いのが特徴。またスペーサーの組み換えでアーム長の変更ができる。ダンパーはアルミ製。
よりリニアな操作性を実現する新型ラック
GRK3用に設計された新形状のステアリングラック。ガタもなく、リニアな操作感が味わえる。ストレートタイプのほか、湾曲タイプもキットに付属。
RWDモデルに迫る切れ角を確保
Cハブ、ナックルの形状を見直し、専用のユニバーサルシャフトと組み合わせることで、RWDモデルと同等の切れ角を実現。調整幅も広くとられています。
幅広いセッティングが可能な足周りが最強の走りを支える
シャフト駆動4WDを採用するGRKシリーズの正統な後継マシン。RWD同様に、足周りを中心に新設計されたパーツを多数装備。RWDと異なるのはアッパーデッキを採用している点。高いシャシー剛性をもち、メリハリのある攻めたスタイルのドリフトが可能。GRK2までの縦方向のトラクションのよさはそのままに、スライド時のマシンの動きを高め、より高い速度で旋回できるようにするため、新形状のステアリングラックが採用されていることも大きなポイントとなっている。GRKシリーズの特徴であるセッティング幅の広さも踏襲されている。ドライバーの好みやコースレイアウト、そして路面状況など、あらゆるシチュエーションに対応できる懐の深さもGRKの魅力のひとつ。従来のセッティングポイントに加え、GRK3ではロワアームの長さが変更できるようにするなど、さらなる進化を遂げた。その結果、走りの質も確実にレベルアップしている。各社よりハイエンドマシンがリリースされ、激戦が続く4WDの状況だが、GRK3 AWDの登場で終わりなき戦いに終止符が打たれる時がきた。
